Shopifyストアに銀行振込を設定するには?方法を解説
Shopifyで銀行振込を設定する場合、管理画面左側メニュー下部の「設定」の中にある「決済」から設定可能です。または、外部決済代行サービスを導入することで対応できます。
Shopifyには、さまざまな種類のオンライン決済に対応しています。オンラインショップでの購入は、クレジットカードや電子決済を利用する方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
一方で、日本ではクレジットカード払いや電子決済に抵抗がある方も多く、銀行振込も多数利用があります。
そこでこの記事では、Shopifyストアに銀行振り込みを設定する2つの方法について解説します。
- Shopifyの管理画面から銀行振込を設定する方法
- Shopifyストアに外部決済代行サービスを導入する方法
Shopifyで銀行振込の設定を考えている方は、ぜひ参考にしてください!
Shopifyで銀行振込を設定する方法
Shopifyストアに銀行振込を設定する方法は、以下の2パターンです。
- Shopifyの管理画面から銀行振込を設定する方法
- Shopifyストアに外部決済代行サービスを導入する方法
Shopify管理画面での銀行振込設定手順
まずはShopifyの管理画面で銀行振込を設定する手順を解説します。
管理画面左側メニューの一番下にある「設定」をクリックし、「決済」を選択します。
「決済」の画面が表示されたら、画面を下にスクロールし「手動の決済方法を追加」をクリックします。「その他の決済方法を作成する」の中の「銀行振込」を選びましょう。
すると、銀行振込を設定する画面がポップアップで表示されます。
上段「詳細」に入力する内容は決済手段を選ぶチェックアウト画面で、下段「支払いの手順」に入力する内容は注文完了画面で表示されます。
振込先情報や振込期限、手数料、振込がない場合に行うキャンセル処理などの詳細をわかりやすく記載しましょう。
入力が完了したら、「銀行振込を有効化する」をクリックで設定完了です。
Shopifyの銀行振込導入に利用すべき2つの決済代行業者
それでは、銀行振込を導入するもう一つの方法である、決済代行サービスの導入について解説します。決済サービスはECサイトを運営する上で切っても切り離せない重要な要素です。選択するサービス次第で顧客の満足度やストアの運営に大きく影響を及ぼします。多くの決済代行サービスが登場していますが、人気のある2つの決済代行サービスについて解説します。
- KOMOJU
- Paidy
KOMOJU
KOMOJUは、日本国内向けの決済代行サービスです。Shopifyストアに導入すれば、銀行振込やコンビニ決済、キャリア決済、電子マネー決済などのさまざまな決済方法に対応できます。
Shopifyだけでなく、WixやSHOPLINEなどさまざまなプラットフォームで導入可能です。
手数料は以下の通りです。
KOMOJU利用のメリット
KOMOJU利用のメリットとして、さまざまな決済方法に対応している点があります。銀行振込やクレジットカード払い、コンビニ決済、スマホ決済など多岐にわたる決済を利用できます。顧客に支払い方法の選択肢を多く提供できるため、購入体験の向上にもつながります。
また、ShopifyへのKOMOJUの導入は設定が簡単で、手数料や入金サイクルも明確なため管理しやすい特徴があります。
海外からの注文にも柔軟に対応でき、EC事業のグローバル展開を視野に入れている場合にもおすすめできます。
KOMOJUを設定する方法
ShopifyにKOMOJUを導入する場合、まずはKOMOJUのカウント作成を行いましょう。
アカウント作成が終わったら、画面上部の「決済を始める」をクリックしてください。審査が入るので許可が出るの待ちましょう。審査が終わり許可が下りたら、KOMOJUの管理画面に「Testモード」を「Liveモード」に切り替えるボタンが表示されます。このボタンを「Liveモード」に切り替えてください。
その後、設定ページ内にある「Shopify設定」をクリックします。次の画面で表示される「接続」の青いボタンを押してください。するとShopify Appストアに遷移するので、KOMOJUのアプリを追加します。
Shopifyにログインすると、接続する決済の内容が表示されます。右下の「連携」をクリックしましょう。
続いて表示される画面右下の「アプリをインストール」を選択します。その後に出てくる緑色のボタン「有効化する」を選択すれば設定完了です。
Paidy
Paidyは、クレジットカードがなくても気軽に後払いを利用できる決済サービスです。スマートフォンがあれば、簡単に利用できます。メールアドレスと携帯番号を入力し、SMSに届く4桁の認証コード入力を行えば後払い購入完了です。支払い方法には銀行振込が含まれており、後払い対応にはなりますが、銀行振込のニーズを満たせます。他にコンビニ払いや口座振替に対応しています。
Paidyのメリット
Paidyは後払いを主としたサービス提供をおこなっており、顧客は商品の受け取り完了後に支払いを行えます。支払い方法の選択や支払い情報入力の手間が省けるので、離脱やカゴ落ちの防止、購入体験の向上につながります。
また、Paidyはもし、消費者の未払いや滞納が発生しても、売上金100%の保証を行っており安心です。初期費用・月額費用ともに無料で導入でき、売上が発生するまで手数料も発生しません。
Paidyを設定する方法
Paidyを利用する場合、方法が2つあります。
- Paidyの公式サイトから直接登録
- Paidyと連携している決済代行サービスを導入
公式サイトから直接登録する場合は、まずPaidy導入の申込を行います。審査時に「特定商法取引法に基づく表示」と「プライバシーポリシー」ページが必要になります。あらかじめストアにこれらのページを設置しておきましょう。
申込後、約2週間で審査結果メールが届きます。その後、初期設定を行えばすぐに利用開始できます。
また、Paidyは連携している決済代行サービスを導入すれば利用できるようになります。前述した決済代行サービスKOMOJUもPaidyと連携しており、導入すればPaidyの利用が可能です。さまざまな決済サービスと合わせてPaidyを利用したい場合は、連携のある決済サービスの導入がおすすめです。
Shopifyストアの売上を最大化させるために
今回はShopifyで銀行振込を設定する方法について解説してきました。
ストアを運営する上で、顧客の決済方法に対するニーズに幅広く対応できれば購入体験の向上や機会損失の防止につながります。売上の最大化を目指す上でも非常に大事な要素です。
ただ、その他にもたくさん考慮すべき要素があります。どんなECサイトを運用するか、どの程度の規模をめざすか、その上でどんな機能が必要か多角的に戦略を練らなければなりません。
もし、これからShopifyでストア構築を行いたいと情報を集めている方は、まず必要な機能を絞り込むための要件定期を行ってください。どんなストアにするか、どの程度の売上規模を目指すかを考えていけば必要な機能も決まっていきます。
機能が絞れたら、アプリの選定です。Shopifyには機能を導入するためのアプリが8,000種類以上あります。膨大な数があるので、ピッタリなものが見つかる可能性も大いにありますが、選定には時間と手間を要します。
Shopifyに精通したパートナー企業への依頼を検討しよう
もし、アプリの選定や機能の要件定義が難航するようであれば、Shopifyに精通したパートナー企業への依頼を検討しましょう。特にストア構築やサポートの実績が高く評価され、Shopifyから公式に認定されたShopify Plusパートナーであれば、培った実績やノウハウを多数持っています。
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Shopifyの銀行振込設定まとめ
Shopifyで銀行振込を設定する方法は下記の2つです。
- Shopifyの管理画面から銀行振込を設定する方法
- Shopifyストアに外部決済代行サービスを導入する方法
Shopifyペイメントに加えて銀行振込を対応できるようにしたい場合は①で、さまざまな決済方法に対応できるようにする際、合わせて銀行振込も設定できればと考えているなら②の方法の選択をおすすめします。
銀行振込などさまざまな決済方法に対応すれば、顧客の選択肢が増え、購入体験の向上につながります。顧客の利便性の良さを提供し購入機会を取りこぼさないように努めましょう。
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