Shopifyの入金サイクルは決済の種類によって異なります。
デフォルトで搭載されているShopifyペイメントの場合は、売上があった日の翌週金曜日に入金されます。最短で5日、最長で11日での着金です。また、入金手続きは必要ありません。
この記事では、Shopifyの代表的な決済方法の入金サイクルや他のECプラットフォームとのサイクルの違いを解説します。
Shopifyの入金サイクルを把握したい方やECプラットフォームによる入金サイクルの違いを知りたい方は、ぜひ参考にしてください!
Shopifyストアの売上入金サイクル
Shopifyストアの売上入金サイクルは決済手段次第で変わります。今回は代表的な決済方法4つを取り上げ解説します。
- Shopifyペイメント
- PayPal
- Amazon Pay
- KOMOJU
Shopifyペイメント
ShopifyペイメントはShopifyが提供する決済サービスで、管理画面で有効化すればすぐに利用可能です。国内でよく利用される主なクレジットカードブランドやGoogle Pay、Apple payに対応しています。
Shopifyペイメント決済の売上は、翌週金曜日に指定の銀行口座に入金されます。特に入金手続きも必要ありません。日曜日の商品購入分が最短サイクルとなり、5日後に口座に着金します。一方月曜日の購入が最長となりますが、それでも11日後には着金するため入金サイクルは早いです。振込手数料もかかりません。
PayPal
PayPalでの売上は、入金申請を行ってから最短3日で入金になります。好きなタイミングでの申請が可能です。
PayPalは銀行振込を導入できます。銀行振込の場合、顧客の支払いが終われば即日でPayPalのアカウントに送金されます。
Amazon Pay
Amazon Payの入金サイクルは14日でデフォルト設定されており、売上は2週間後に銀行口座へ入金されます。
最初の2週間が経過すれば、入金サイクルの変更ができるようになります。最短で1日の設定ができるので、売上発生の翌日受け取りも可能です。
KOMOJU
KOMOJUの入金サイクルは2パターンあり、都合のいい方を選択できます。
- 毎月:売上は当月末締め、翌月入金
- 毎週:売上は翌週の金曜日に入金
毎週を選んだ場合はShopifyペイメントと同じサイクルでの入金で最短は5日後です。
KOMOJUは振込手数料が3万円未満で220円、3万円以上で410円かかります。
Shopifyと他のECプラットフォームの入金サイクルを比較
ここからは、Shopifyと他のECプラットフォームの入金サイクルを比較します。
比較してみるとShopifyペイメントの入金サイクルは非常に早く、振込手数料もかからないので優れたサービスであることがわかります。入金サイクルが早いと、資金繰りを行いやすいメリットがあります。
BASEの入金サイクル
BASEは、振込申請を行ってから10営業日後に指定の銀行口座へ入金されます。振込手数料が一律250円で設定されており、2万円未満の振込の場合事務手数料500円がかかります。
基準を満たしているショップは、「お急ぎ振込」を利用できます。ただし、通常の手数料に加え決済金額の1.5%のサービス利用料がかかります。
STORESの入金サイクル
STORESの入金サイクルは月末締め、翌月末入金です。振込手数料は275円です。1万円未満の入金の場合別途275円の事務手数料がかかります。なお、1万円未満の振込を希望される場合は設定を行う必要があります。
カラーミーショップの入金サイクル
カラーミーショップの決済サービス「カラーミーペイメント」の入金サイクルは月末締め、翌々月の20日入金です。
オプションに早期入金サービスがあり、導入した場合月末締め翌月15日払いの入金サイクルになります。ただし、月額料金2,200円と0.5%の手数料がかかります。
makeshopの入金サイクル
makeshopでよく利用されている「makeshopペイメント」の入金サイクルは月末締め、翌月末入金です。
また、makeshopには即日売上入金サービスがあり、最短で売上を当日に受け取ることができます。何度でも利用可能で、手数料は申請金額の1.5%です。
futureshopの入金サイクル
futureshopの入金サイクルは、選ぶ決済サービスによって変わります。
決済オプション「F-REGI」の場合は、月末締め、翌月末入金です。
「SBPS」の場合は月2回入金があります。15日締め、当月末日入金と末日締め、翌月15日入金の2回です。
Shopify売上の入金状況を確認するには
Shopifyで入金情報を確認する場合、管理画面左下の「設定」クリックし「決済」を選びます。次に、各決済サービスにある「支払いを表示する」をクリックすれば入金情報を確認可能です。
表示されるステータスは下記の3つです。
- 送金中:指定の銀行口座に送金中
- 支払済み:指定の銀行口座への送金完了(入金処理中も含む)
- 失敗:処理が正常にできず未入金の状態
「失敗」表示が出ている場合、管理バナーに失敗理由が表示されます。バナーの指示に従って操作しましょう。
入金口座を変更する方法
入金に指定している銀行口座を変更したい場合は管理画面から変更手続きを行えます。
- 管理画面左下にある「設定」をクリックし、「決済」を選択する
- Shopifyペイメントの項目にある「管理する」をクリックする
- 「支払いの詳細」から「支払い口座」を選ぶ
- 「銀行口座を変更する」をクリックする
- 口座情報入力後、「保存」をクリックする
上記手順を行えば、銀行口座の変更は完了です。
ShopifyでのEC事業を成功させるために
ここまで、Shopifyの入金サイクルについて、他のECプラットフォームとの比較も含め解説してきました。
資金ショートを防ぐためにも、入金タイミングは正確に把握しておきましょう。最悪の場合、黒字倒産の原因になる可能性もあります。
ShopifyでのEC事業を成功させるには、この入金サイクルの把握の他にもさまざまな要素を多角的に分析する必要があります。
もしこれから、Shopifyでのストア構築・運営をお考えでしたら、まずは必要な機能を洗い出す要件定義を行なってください。どのようなストア運営を行いたいか、目指す事業規模などが定まってくると、搭載したい機能も徐々に固まってきます。
要件定義が終われば、必要な機能を搭載するためのアプリ選びに移ります。Shopifyには、国内外で開発されたアプリが8,000種類以上あります。膨大な数のため、選定には時間や手間がかかります。
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Shopifyの入金サイクルまとめ
Shopifyの入金サイクルは決済の種類によって異なります。
Shopifyペイメント決済の売上は、翌週金曜日に指定の銀行口座に入金されます。特に入金手続きも必要ありません。他のECプラットフォームと比較しても入金サイクルが早く、振込手数料も無料です。非常にすぐれた入金サイクルを持つ決済サービスです。
他にもShopifyはさまざまな決済手段に対応できるため、導入する決済の入金サイクルは正確に把握しておきましょう。
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