Shopifyで推奨されている画像のサイズは、「2048×2048ピクセル」です。
最大で「4472×4472ピクセル」もしくは「20メガピクセル」までの任意のサイズにすることが可能です。ただ、写真の解像度を高めた上でプロフェッショナルな印象を与えるためには「2048×2048ピクセル」が最適とされています。
商品画像は顧客に商品の魅力やブランドイメージを伝える重要な手段です。こだわった画像であれば、一目で顧客の興味を惹くことができます。
今回はShopifyの商品画像サイズについて解説し、画像のリサイズにおすすめのアプリも紹介します。
Shopifyでの画像サイズの調整方法を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!
Shopifyが推奨している画像のサイズは
Shopifyでは商品画像のサイズについて「2048×2048ピクセル」を推奨しています。
最大サイズは「4472×4472ピクセル」か「20メガピクセルまでで任意のサイズに設定可能」と記されていますが、解像度を高め、プロフェッショナルな印象を作るためにはこのサイズが最適とされています。
あと、20MB未満でない画像はアップロードができないので注意しましょう。
Shopify推奨の画像ファイル形式は
Shopifyが最適な画像ファイル形式として推奨しているのは「PNG」です。次いで「JPEG」が推奨されています。他のファイル形式でサポートがあるのは、「GIF」「PSD」「TIFF」「BMP」「SVG」「HEIC」「WebP」の7種です。ちなみにサポート対象ではないフォーマットの画像をアップロードした場合は自動でPNGもしくはJPEGに変換されます。
Shopify推奨の画像サイズが重要な理由
Shopify推奨のサイズでの画像アップロードは非常に重要です。
特に画像容量があまりに大きいと、ページの読み込みが遅くなり、訪問者の離脱につながります。ページの画像表示が3秒以上かかると離脱すると言われています。だからといって、あまりに小さいものだと画像の粗が目立ち、見栄えが悪くなりブランドイメージを損なう可能性が出てきます。
Shopifyでの商品画像サイズ変更方法
Shopifyに商品画像を追加する場合、ドラッグ&ドロップで行えます。追加した画像は管理画面の「商品管理」から編集可能です。
商品管理の「すべての商品」から編集したい商品をクリックし、編集画面内の画像を選択します。画面右側にはSEO対策が行える「代替テキスト」の入力欄があり、画面左下のアイコンから以下3種類の画像編集を行えます。
- 画像のトリミング
- 画像の描画
- 画像のリサイズ
編集が終わったら「保存する」をクリックで完了です。
Shopifyの画像サイズ調整に役立つツールとアプリ4選
Shopifyには便利な画像サイズを調整できるアプリやツールがあります。一括でリサイズできるものや、SEO対策を行えるものなどアプリによって特性もさまざまです。おすすめのアプリを4つ紹介します。
- 画像サイズ変更ツール(公式オプティマイザー)
- Photo Resize
- Bulk Image Edit & SEO
- TinyIMG
画像サイズ変更ツール(公式オプティマイザー)
1つ目はShopifyが無料で提供している「画像サイズ変更ツール(公式オプティマイザー)」です。最大6枚の画像を同時にリサイズできます。サイズを調整したい画像をツール上にドラッグ&ドロップすれば簡単にリサイズできます。回数や枚数による利用制限はなく、無料で利用が可能です。
サイズは下記の3つから選べます。
- 大(4472×4472ピクセル)
- 中(2048×2048ピクセル)
- 小(1024×1024ピクセル)
Photo Resize
「Photo Resize」はShopifyで登録されている画像を一括でまとめてリサイズできるアプリです。
Shopifyの商品画面では1枚ずつの編集となるため、手間がかかります。このPhoto Resizeを使えば全ての画像を自動で読み取って、指定したアスペクト比にリサイズしてくれます。プランにより、リサイズできる画像の量が変わります。無料プランの場合はインストールしてから50枚までリサイズが無料です。50枚目以降のリサイズには1枚ごとに0.05ドルかかります。有料プランのBASICとPROも最初の50枚は無料になります。
有料プランであれば、アスペクト比の変更も可能です。プランは無料・有料含め4つ用意されています。
Bulk Image Edit & SEO
「Bulk Image Edit & SEO」は画像のリサイズはもちろん、代替テキストやファイル名の最適化が可能で、SEO対策ができるアプリです。
複数画像の一括編集が可能な上に、ファイル名と代替テキストもまとめて更新ができます。SEO最適化に役立つので、画像検索からの顧客流入も期待できます。代替テキスト編集は無料プランでも利用可能ですが、ファイル名の編集はBASICプラン以上から対応です。
無料・有料合わせて4種類のプランがあり、無料プランでも月50枚まで画像編集を行えます。
TinyIMG
「TinyIMG」も画像リサイズを行うだけでなく、SEO対策も同時に実施できるアプリです。代替テキストや画像タイトルを生成できSEO最適化に役立ちます。画像容量を自動で70%圧縮しつつも高画質を保てる特徴があります。
無料プランでも月50枚まで編集ができます。2年契約のプランが用意されており、月額換算にすると2.49ドルで5,000枚まで編集可能です。通常の月次契約のプランは9.99ドルで編集できる画像数は1,000枚までです。毎月多くの画像を扱うストアには割安で使い勝手のいいプランとなっています。
Shopifyストア運営を成功に導くには
ここまでShopifyの画像サイズについて解説してきました。
画像をShopify推奨のサイズでアップロードすることは、訪問者の離脱を防いだり、ブランドイメージのアピールにも役立ちます。SEO対策が実施できる画像サイズ調整アプリもリリースされているので、導入を検討してもいいかもしれません。
Shopifyの運営を成功させるために、画像は重要な役割を果たします。
ただ、画像以外の要素も重要になります。これから、Shopifyストアを開設したいとお考えの方は、まず必要な機能を洗い出すための要件定義を行いましょう。どのようなストアを運営したいか、どれくらいの規模のストアを目指すのかを考えながら進めれば、自然と必要な機能も絞れてきます。
必要な機能が決まったら機能を導入するためのアプリ選定に移ります。Shopifyには8,000種類を超えるアプリの用意があり、選定にはかなりの時間と工数を要します。どれにするか迷い悩む時もあるかもしれません。
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アプリ選びや要件定義がうまく進まない場合は、Shopifyパートナーへの依頼の検討をおすすめします。特にストア構築や運営におけるサポートの実績を多く持ち、Shopifyからの評価を受け認定されるShopify Plusパートナーであれば、実績に基づいたノウハウをもとにサポートしてもらえます。
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Shopify推奨の画像サイズまとめ
Shopifyで推奨されている画像のサイズは、「2048×2048ピクセル」です。
最大で「4472×4472ピクセル」もしくは「20メガピクセル」までの任意のサイズにすることが可能です。ただ、写真の解像度を高めた上でプロフェッショナルな印象を与えるためには「2048×2048ピクセル」が最適とされています。
便利な画像サイズ調整アプリも開発されており、中にはSEO対策が取れるアプリもあります。訪問者の離脱防止やブランドイメージの訴求のためにも、できる限り画像サイズは推奨サイズでアップロードしましょう。
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