Shopifyで予約販売を行う方法は2つあります
- 予約販売の機能が備わったShopifyテーマを選ぶ
- 予約販売アプリをインストールする
予約販売機能を導入すれば、在庫リスクの軽減や、購入機会の損失の防止につながります。また、予約機能を活用すれば、受注生産も実現可能です。
この記事では、Shopifyの予約販売について解説し、6つのおすすめアプリも紹介します。
予約販売機能の導入を検討されている方はぜひ最後まで読んでくださいね。
Shopifyに予約販売の機能を導入する2つの方法
Shopifyには、予約販売の機能を導入できる2つの方法があります。
1. 予約販売の機能が備わったShopifyテーマを選ぶ
1つ目は予約販売の機能が備わったShopifyテーマを選ぶ方法です。
Shopifyには、有料・無料含め、デザインテンプレートである「テーマ」が豊富に用意されています。一部のテーマには予約販売機能が付いており、選択すれば予約販売を行えます。
ただ、テーマのデザインがECサイトのデザインと合っているかが重要です。場合によってはECサイトの雰囲気を損なう可能性があります。
2. 予約販売アプリをインストールする
2つ目は、予約販売アプリをインストールする方法です。
アプリのインストールであれば、テーマのようなデザイン変更は伴わずに予約販売機能を導入できます。
既に運営しているECサイトに予約販売機能を導入する場合、アプリのインストールの方が影響は小さくすみます。
さまざまな機能を搭載したアプリが多くあるので、自社に必要な機能があるアプリを選びましょう。
Shopify予約販売アプリおすすめ6選
数あるShopfiyの予約販売アプリから、おすすめのものを6つ紹介します。
- Pre-Order Now WOD
- 予約販売アプリ
- RuffRuff 予約販売
- Amai PreOrder Manager+Notify
- タイムズアクト|先行予約
- PreOrder Globo|Back in Stock
Pre-Order Now WOD
「Pre-Order Now WOD」は、商品が在庫切れを起こした時に、自動的に予約販売に切り替わる機能を搭載した予約販売アプリです。
予約ボタンのテキスト・スタイルのカスタマイズや予約に対する自動での割引機能など、予約販売に関する便利な機能も多数用意されています。
日本語でのサポートはありません。
料金プランは無料・有料合わせて4種類あり、14日間の無料体験期間が用意されています。
予約販売アプリ
「予約販売アプリ」は、日本企業がリリースしたシンプルで使いやすいアプリです。
アプリをインストールすれば、予約機能の活用がワンクリックでできます。
海外アプリに苦手意識があり、日本語でのサポートが受けたい方におすすめです。
料金プランは「月額プラン」のみで、19.99ドルで利用できます。7日間の無料体験期間が用意されています。
RuffRuff 予約販売
「RuffRuff 予約販売」は予約販売だけでなく、期間限定販売や割引販売など様々な販売方法を実行できるアプリです。
Topページ・コレクションページでの予約販売や、通常商品と予約商品の同時購入ができないように注文に制限をかける機能があります。
日本企業発のアプリのため、日本語でのサポートが受けられます。
料金プランは3パターンあります。FREE PLANは利用できる機能に制限があり、STATER PLANとBASIC PLANは全機能が利用可能です。STARTER PLANとBASIC PLANは予約販売手数料がかかります。
Amai PreOrder Manager+Notify
「Amai PreOrder Manager+Notify」は予約の分析機能が備わったアプリです。
商品在庫切れ時にカートのボタンを予約購入ボタンに自動で変更する機能や、予約商品にバッジを表示する機能があります。
日本語でのサポートはありません。
料金プランは4つ用意されており、14日間の無料体験期間があります。年払いも可能で、SHOPIFY BASIC/ADVANCE/PLUSの3プランは25%、SHOPIFY STANDARDは29%の割引が受けられます。
タイムズアクト|先行予約
「タイムズアクト|先行予約」は予約注文ボタン下部にメッセージを追加する機能や、全商品の予約販売を一元管理・編集できる機能を持つアプリです。
予約割引の設定や指定した商品のバリエーションのみの予約受付、予約販売商品へのバッジ表示の追加などの機能を搭載しています。
日本語サポートはありません。
料金プランは無料プラン含め4種類あります。
PreOrder Globo|Back in Stock
「PreOrder Globo|Back in Stock」は在庫切れ商品の再入荷をメールやSMSで通知する機能が備わったアプリです。
予約割引機能や一部支払いでの予約注文受付、自動で予約販売から通常販売に切り替える機能も搭載されています。
日本語サポートはありません。
料金プランは無料プラン含め4つあり、有料プランには7日間の無料体験が用意されています。
Shopifyでの予約販売を成功させる3つのポイント
予約販売を成功させる3つのポイントを解説します。
- プロモーションを事前に行う
- 予約注文特典の付与を検討する
- 予約完了のお知らせや販売開始直前のリマインドメールを送る
1. プロモーションを事前に行う
新しい商品や季節限定商品などの予約販売を行う場合、事前のプロモーションが非常に重要です。
顧客の購買意欲を高めるためにも、広告やSNS、メルマガなどをフル活用し、予約販売の認知の拡大を目指しましょう。認知が拡大すれば、予約数も増える可能性が高くなります。
2. 予約注文特典の付与を検討する
予約販売の特別感を演出するために、特典をつけることを検討しましょう。
「先行予約をすれば割引や予約限定のノベルティなどの特典を受けられる」となれば顧客の興味をひき、予約数が伸びやすくなります。
3. 予約完了のお知らせや販売開始直前のリマインドメールを送る
予約日が近づいてきたら、メールやSNSなどで、予約開始日のリマインドを行いましょう。見込み客やリピーターの予約忘れの防止につながります。
また、予約が完了したら、予約完了のお知らせをメールで送信しましょう。予約後に完了メールがないとユーザーが不安になり、問い合わせが増える可能性があります。
Shopifyで予約販売機能を活用し受注生産を実現
ユーザーから注文を受けてから、商品を製作する受注生産も予約販売で実現できます。
受注生産には、在庫を持たなくても商品の販売ができるため、初心者でも始めやすく、ユーザーの要望に応えやすいメリットがあります。
アプリを活用すれば、同じ商品でも「この色だけは製作が大変なので受注生産にしたい」といったことも実現できます。
Shopifyの予約販売利益最大化を目指す!ECサイト制作のコツ
ここまで、予約販売について解説してきました。ECサイトを運営する上で、予約販売は非常に重要な機能の一つです。
ただ、ECサイト運営を成功させるには、予約販売だけでなく、他にも必要となる機能がたくさんあります。
ここからはECサイト制作のコツについて解説します。
まずはECサイト制作を行う前に、サイトデザインや必要な機能の要件定義を行いましょう。実装すべき機能を下記にまとめます。
- 商品の仕入れや在庫の管理
- 配送・物流
- 顧客管理
- 集客や販促、売上の分析・管理
必要な機能の洗い出しが終われば、実装するためのアプリを選びます。Shopifyでは、8,000種類を超えるアプリがリリースされており、その中から自社に合ったアプリを選定しなければなりません。
数が膨大で、海外アプリも多く、選定は難航しがちです。よくわからないまま選んでしまうと、実装したかった機能とかけ離れたアプリを選んでしまい、思ったようなECサイト運営ができないという事態に陥る可能性があります。
そういった失敗を防ぐために、ECサイト制作はShopifyに精通したパートナー企業に依頼することをおすすめします。
特にShopify Plus認定のパートナーであれば、実績やサポートの用意も申し分なく、ECサイト運営を成功に導くノウハウも豊富にあります。
そんなECサイト制作のノウハウを詰め込んだ「THE EC缶」を提供するTUNAを運営している弊社、株式会社リゾートはShopify Plus認定のパートナーです。
集客やECサイト制作後のサポートなど、さまざまな内容の「OPTION缶」の用意もあり、ECサイト制作から運営まで一気通貫でサポートいたします。
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Shopifyでの予約販売まとめ
Shopifyで予約販売を行う方法は下記の2つです。
- 予約販売の機能が備わったShopifyテーマを選ぶ
- 予約販売アプリをインストールする
ただ、Shopifyテーマで予約販売機能を導入する場合、サイトの雰囲気が変わってしまうデメリットがあるため、予約販売を行うならアプリの導入をおすすめします。
選ぶ予約販売アプリによって、搭載している機能に差があるため、自社に合ったアプリを選ぶようにしましょう。
ShopifyでのECサイト制作や、予約販売含む運営について制作会社への相談を検討されていましたらぜひ一度TUNAにお問い合わせください!