Shopifyにサブスクを導入するには?2つの方法とおすすめアプリや事例を紹介!

Shopifyにサブスクを導入する方法は2つあります。

  • サブスクアプリを導入
  • ShopifyサブスクリプションAPIを活用
  • サブスクアプリを導入
  • ShopifyサブスクリプションAPIを活用

サブスクリプションサービスは、顧客との長期的な関係性の構築や、利益の安定性に優れており、さまざまなECサイトが取り入れているサービスです。

この記事ではサブスクを導入する2つの方法を解説し、おすすめアプリや実際のサブスク導入事例を紹介します。

サブスクの導入を検討中の方はぜひ、最後まで読んで参考にしてくださいね。

Shopifyにサブスクを導入する2つの方法

Shopifyにサブスクを導入する方法は下記の2つです。

  • サブスクアプリを導入
  • ShopifyサブスクリプションAPIを活用

Shopifyのサブスクアプリを導入

サブスクアプリをインストールして導入する方法です。

Shopifyでは、8,000以上の拡張アプリがリリースされており、サブスクアプリも数多くあります。アプリを使用すれば、後述するShopifyサブスクリプションAPIより簡単に素早くサブスクを導入できます。

ただ、海外製のアプリを選んだ場合は日本語対応がなかったり、UIが日本人向けではない可能性があります。選ぶアプリによって機能面でも違いが出るため、自社に合ったアプリ選びが必要になります。

ShopifyサブスクリプションAPIを活用

ShopifyサブスクリプションAPIを活用し、サブスクを導入する方法です。

2020年10月に導入されており、下記の3つのツールで構成されています。

  • Selling Plan API:今すぐ購入以外の販売方法に対応したAPI
  • Subscription Contract API:サブスクリプション契約・作成を管理するAPI
  • Customer Payment Method API:自動決済を行えるようにするAPI

この3つをカスタマイズし、「商品サブスクリプションApp extension」と共に導入すれば、ShopifyのECサイトでのサブスク提供が実現します。

ただ、全て英語のみの提供で、コード編集のスキルや、Shopifyテンプレート言語「Liquid」の理解が必要になります。

難易度が高いため、アプリでのサブスク導入をおすすめします。

おすすめのShopifyサブスクアプリ

サブスクを導入するのにおすすめのアプリを5つ紹介します。

  • 定期購買
  • PayWhirl Subscription Payments
  • Mikawaya Subscription
  • Recharge Subscriptions
  • かんたんサブスク

定期購買

「定期購買」は、初の日本製サブスクアプリで、多くのShopifyストアに導入されています。

会員ランク機能や初回割引機能、ネクストエンジン連携、LINE連携機能などさまざまな機能があり、カスタマーサポートも日本語に対応しています。

プランは無料・有料合わせて3つ用意されています。

フリープラン

スタンダードプラン

エンタープライズプラン

月額料金

無料

49ドル

299ドル

公式サイトはこちら

PayWhirl Subscription Payments

「PayWhirl Subscription Payments」は、Shopifyのチェックアウト画面でのサブスク購入を実現するアプリです。

比較的低コストでサブスクの導入ができ、スタンダードなサブスク機能がそろっています。サブスクの周期や割引も設定可能です。

日本語サポートはありません。

プランは無料含め4種類あり、ビジネス規模に合わせてプランを選択できます。有料プランには14日間の無料体験期間があります。

FREE

PRO

TRACTION

SCALE

月額料金

無料

9ドル

29ドル

149ドル

公式サイトはこちら

Mikawaya Subscription

「Mikawaya Subscription」は、複数の商品を選び、サブスクで販売するボックス機能が搭載されているアプリです。

商品や金額、お届け周期など、ユーザーがマイページで編集できる機能が非常に多く、年間会員形式での運営もできます。

日本製のアプリで、サポート体制も完全日本語です。

プランは無料プラン含め3種類用意されています。

フリープラン

ライトプラン

ベーシックプラン

月額料金

無料

12ドル

49ドル

公式サイトはこちら

Recharge Subscriptions

「Recharge Subscriptions」は、SMSを活用してサブスク管理を行える機能があるアプリです。

ユーザーが購入画面で、通常購入と定期購入のいずれかの選択ができるようになり、契約や解約の管理が簡単になります。

日本語のサポートがないので注意しましょう。

2種類のプランがあり、30日間の無料体験期間が用意されています。

STANDARD

PRO

月額料金

99ドル

499ドル

公式サイトはこちら

かんたんサブスク

「かんたんサブスク」は、インストールや設定が素早くでき、かんたんにサブスク設定ができるアプリです。

初回注文の無料設定やサブスク割引、顧客分析、サブスク契約の変更やスキップなど、便利機能もさまざまあります。

日本製アプリで、日本語でのサポートが受けられます。機能についてもユーザーからの要望をもとに随時アップデートを行っています。

無料プランを含め3つのプランが用意されており、有料プランには14日間の無料体験期間があります。

3プランとも決済手数料がかかります。

ベーシックプラン

プロフェッショナルプラン

エンタープライズプラン

月額料金

無料

29ドル

199ドル

決済手数料

3%

1%

1%

公式サイトはこちら

Shopifyでのサブスク導入3つの事例

実際にサブスクを導入している企業の事例を3つ紹介します。

  • LIFFT
  • 筋肉食堂
  • BASE FOOD

LIFFT

「LIFFT」はさまざまな花を楽しみたいという人に、採花してすぐの旬の花を定期便でお届けしています。プランはライトプランとスタンダードプランの2種類です。

スタンダードプランには、花と一緒に楽しめる読み物「ジャーナル」という読み物が同梱されます。初めての購入の方に向けての花の花瓶セット、コーヒー好きの方のためのコーヒー豆がセットになったプランも選ぶことができます。

「近所に花屋がなく、気軽に花を飾れない」「生活リズムが花屋の開店している時間と合わない」「季節ごとの花を楽しみたい」という顧客のニーズをサブスクでつかむことに成功しています。

筋肉食堂DELI

「筋肉食堂DELI」は、冷凍宅配弁当サービスの提供を行っています。冷凍宅配弁当の満足度調査では、メニューの豊富さ、料金満足度、総合満足度の3部門で1位を獲得しています。

高たんぱく・低脂質・低カロリーな冷凍宅配弁当で、7食・14食・21食コースがあります。ダイエットや筋トレを行う人、スポーツ選手などが取り入れています。

栄養バランスの優れた食事作りには、栄養の知識や調理の時間を要します。忙しくてもダイエットや筋トレで栄養を気にかけたい人のニーズを満たしています。その上で、コース継続での割引や購入者限定商品も用意し、サブスクの継続につなげています。

BASE FOOD

「BASE FOOD」は「栄養のインフラ」を目指し、からだが必要とする栄養素をつめこんだ完全栄養の主食「BASE BREAD」や「BASE PASTA」、「BASE Cookies」などを提供しています。

栄養素についての内容や継続コースの説明、お客様の口コミなど、BASE FOODの特徴が商品ページで確認できるレイアウトになっています。

どの商品がいいのかわからない方のために、スタートセットの用意があり、気に入ればそのまま継続で購入できます。

初回特典で商品の価格が20%OFFになるのに加え商品プレゼントの特典があり、2回目以降も10%OFFになります。サブスクならではのリピーター獲得の仕組み作りがなされています。

サブスク含めShopifyの運営で成功するために!ECサイト構築のポイント

ここまでサブスクについて解説してきました。サブスクは長期的で安定した利益を生み出すのに役立ちます。顧客側の買い忘れなども防ぐことができ、双方にメリットがある販売方法です。ECサイトを運営する上でも押さえておきましょう。

そんなサブスクを最大限活かすための、ECサイト構築のポイントについて解説します。

ECサイト構築を行う場合、まずはサブスク含め必要な機能の洗い出しを行います。実装の必要がある機能を下記に挙げます。

  • 集客・販促の施策
  • 売上の管理・分析
  • 商品の仕入れ・在庫管理
  • 配送・物流業務
  • 顧客管理

必要な機能が決定すれば、次はアプリの選定です。海外・国内合わせて8,000種類あるアプリの中から、必要な機能を持つアプリを選ぶ必要があります。海外アプリの場合、サポートが英語のことが多く、どのアプリが自社に合うか選ぶのは大変です。

機能の洗い出しやアプリ選びが難航しそうな場合は、Shopifyに精通した制作会社への依頼を検討しましょう。

Shopifyパートナーが、目指すECサイトに合わせて、必要な機能やアプリ選びのお手伝いをしてくれます。

数あるShopifyパートナーでも、特にShopify Plusパートナーを選べば、実績や蓄積されたノウハウをもとに丁寧なサポートを受けられます。2023年7月現在、数あるShopifyパートナーのなかで、Shopifyパートナーに認定されている企業はわずか22社です。

ECサイト構築のノウハウが凝縮されたTUNAの「THE EC缶」を提供する弊社、株式会社リゾートはShopify Plusパートナー認定を受けた企業のうちの一社です。

もし少しでも興味をもっていただけたなら、ぜひ営業担当までお問い合わせください!

Shopifyでのサブスクまとめ

Shopifyでのサブスク導入の方法は下記の2つです。

ShopifyサブスクリプションAPIを活用してのサブスク導入は、英語力やコード編集のような専門知識を要するため、ハードルが高い方法です。導入する場合はアプリのインストールをおすすめします。

もしサブスクやECサイトの構築について相談したいとお考えでしたら、ぜひTUNAまで一度お問い合わせください!

【2023年】ECプラットフォーム10社を徹底比較!ECカオスマップ資料

ECサイトの構築にはECプラットフォームが欠かせません。こちらの資料では合計10社のプラットフォームの導入費用や機能について簡単に比較できるようにまとめました。
これからECサイトの構築やリプレイスを検討されているご担当者様は、こちらのボタンからECカオスマップ資料をダウンロードいただき、ぜひ比較検討にお役立てください!

資料ダウンロードはこちら