Shopifyとfutureshop選ぶならどっち?機能や費用を比較

Shopifyとfutureshop選ぶならどっち?機能や費用を比較

futureshopは、最初から必要な機能がバランスよく揃っており、機能追加や他システムとの連携もできる拡張性が高いECプラットフォームです。問い合わせの対応やセミナーなどのサポートも手厚く、導入後も安心してEC運用ができます。年商1億円を超えている事業者も多く、これから本格的にEC事業を展開していきたい事業者に向いています。

Shopifyは、多言語・多通貨に対応しており、さまざまな決済方法を導入できるため、越境ECに強みを持っています。また、8,000種類以上ある機能拡張アプリによる高いカスタマイズ性も魅力です。年商5,000万円〜10億円くらいの売上規模を目指す場合におすすめです。

ECプラットフォームを選定する際は、あらかじめ要件定義を行い、必要な機能やECサイト運用で目指す目標をまとめましょう。プラットフォーム比較時の基準がはっきりし、選びやすくなります。

もし、要件定義での機能の選定など、ECサイト構築について相談を希望される場合はぜひTUNAまでお問い合わせください!

調査サマリー(Shopifyとfutureshopの比較結果)

futureshopは、これから本格的なEC事業展開を行う上で、国産ECプラットフォームにこだわりたい場合におすすめです。

標準で必要な機能がバランスよく揃っており、ポイントや顧客情報の一元管理ができるなどオムニチャネル化するための機能も多く搭載されています。機能拡張も幅広く行え、サポートの手厚さにも定評があります。

Shopifyは、多数の言語・通貨・決済方法に対応でき、海外展開に非常に向いています。また、豊富にある機能拡張アプリによるカスタマイズ性の高さも評価されています。事業成長に合わせて選べるプランの用意もあり、中規模以上から将来のグロースを見据える事業者におすすめです。

国産ECプラットフォームで本格的にEC事業展開を行なう場合はfutureshop

futureshopは、国産のECプラットフォームでの本格的なEC運用におすすめです。

2003年にサービスを開始してから19年間で、2,900以上の店舗支援実績がある国産のECプラットフォームなので、問い合わせ用の電話窓口の設置や構築後のセミナー・勉強会などサポートの手厚さに定評があります。

必要な機能が一通り揃っており、自社のCMSによって機能追加の組み込みや他システムとの連携ができるなど拡張性も高いサービスです。

年商1億円を超えているECも多く、手厚いサポートを受けながらEC事業を成長させていけます。

中規模以上の事業者や将来のグロースを見据える事業者にはShopify

中規模以上の事業者や将来のグロースを見据える事業者にはShopifyがおすすめです。

費用を抑えてのECサイト立ち上げからエンタープライズまで対応できるプランが用意されており、事業の成長段階に合わせて上位プランに変更しつつの運用ができます。

多言語・多通貨対応、豊富な決済方法による、越境EC運用に強みを発揮し、8,000種類以上の機能拡張アプリで実現できる幅広いカスタマイズも魅力的です。ストア以外の販売チャネルにもさまざま対応できます。

Shopifyとfutureshopの機能面3分類12項目と費用面を比較

それでは、Shopifyとfutureshopの費用と、機能は3分類12項目に細かく分け比較していきます。

futureshop Shopify




プラン名 futureshop
50
futureshop
omni-channel
ベーシック スタンダード プレミアム Shopify Plus
初期費用 22,000円 752,000円 無料
月額費用 22,000円 152,000円 33ドル 92ドル 399ドル 2000ドル〜
クレジットカード決済手数料 3.2%~
※別途月額費用1,500円とトランザクション費用3円/1件がかかる
※決済オプション「SBPS」申込時
3.4%~ 3.3%~ 3.25%~ 3.15%~
商品登録数の上限 50 30,000 なし

決済機能の導入しやすさ
OMOへの対応
越境ECへの対応
定期購入
BtoB販売


機能追加のしやすさ
外部システムとの連携
デザインの自由度


売上規模の変化への対応
ヘンダーロックインのリスク
サポート品質
管理画面の使いやすさ

初期費用・月額費用、決済手数料で比較

futureshop
プラン名 futureshop
50
futureshop
500
futureshop
2500
futureshop
5000
futureshop
10000
futureshop
omni-channel
初期費用 22,000円 22,000円 27,000円 27,000円 52,000円 752,000円
月額費用 22,000円 26,000円 31,000円 37,000円 52,000円 152,000円
クレジットカード決済手数料 3.2%~
※別途月額費用1,500円とトランザクション費用3円/1件がかかる
※決済オプション「SBPS」申込時
商品登録数の上限 50 500 2,500 5,000 10,000 30,000
Shopify
プラン名 ベーシック スタンダード プレミアム Shopify Plus
初期費用 無料
月額費用 33ドル 92ドル 399ドル 2000ドル〜
クレジットカード決済手数料 3.4%~ 3.3%~ 3.25%~ 3.15%~

futureshopは、全プラン初期費用がかかります。プランは6つあり、商品登録数の上限ごとに分かれています。規模に合わせてのプラン選びが可能です。クレジットカード決算を利用する場合は、決済オプション「SBPS(SBペイメントサービス)」に申し込む必要があり、決済手数料が割安に済む代わりに、月額1,500円の使用料と、取引1件につき3円の従量課金が発生します。

Shopifyは、初期費用は無料で、ECサイトを運用できるプランが4つあります。事業規模に合わせてプランを選べ、その後の売上の増加に合わせて上位プランへの変更も簡単に行えます。決済手数料は上位プランほど安くなります。

Shopifyには他に、カート機能だけを利用できる「スターター」、小売に特化した「リテール」というプランがあります。

機能面の5項目で比較

次は、Shopifyとfutureshopで、機能面の5項目を比較します。

機能 futureshop Shopify
決済機能の導入しやすさ
OMOへの対応
越境ECへの対応
定期購入
BtoB販売

決済機能の導入しやすさ

決済の種類 futureshop
(決済オプションSBPS申込時)
Shopify
クレジットカード決済
銀行振込
コンビニ決済
代金引換
後払い
携帯キャリア決済
楽天ペイ
Amazon Pay
PayPay
Apple Pay 準備中
PayPal -
Google Pay -
Shop Pay -
Smart Pay -
KOMOJU -

futureshopでは、下記の決済方法はアカウント発行後にすぐ利用できます。

  • 銀行振込
  • 郵便振込
  • 代金引換
  • 店頭払い
  • 任意決済

ただ、クレジットカードやキャリア決済、コンビニ払いは決済オプション「SBPS」の導入が必要です。決済の種類によっては初期費用や月額利用料が発生する場合もあります。なお、Apple Payについては、2023年8月現在対応できるように準備中となっています。

Shopifyは、さまざまな決済方法を導入可能です。細かいユーザーの決済ニーズに応えることができ、海外の決済方法も合わせると100種類を超える決済に対応できます。

OMOへの対応

futureshopは、チャネルごとにアプローチするサービスがあり、オムニチャネルに対応したプランも用意されています。ポイントや顧客情報を一元管理でき、店舗やSNSとの連携機能もあります。

Shopifyは、実店舗の連携ができる「Shopify POS」や、販売チャネルの一元管理機能など、OMOに役立つ機能を多数搭載しています。OMO特化アプリも数多く開発されています。

越境ECへの対応

futureshopは、基本的には国内販売のECプラットフォームですが、越境ECに挑む場合は「World Shopping BIZ」や多言語ツール、発送代行業者と連携が可能です。

Shopifyは多言語・多通貨対応、決済方法も豊富に用意されており、越境ECに強いECプラットフォームとして評価されています。越境EC特化のアプリも多くあり、さまざまな海外販売のタスクの効率化を図れます。

定期購入

futureshopには、「定期購入・頒布会オプション」があり、追加することで定期購入に対応ができます。会員ページからお届け日の変更やスキップ設定を行なうことができ、クレジットカードの期限切れ対策機能も搭載されています。

Shopifyでは、定期購入機能をもつアプリが豊富に開発されています。このアプリを導入しての実装が一般的で、それぞれのアプリにさまざまな特色があります。

また、Shopifyでは急速に定期購入機能のアップデートが進んでいます。最近「Shopify subscription」という定期購入機能のリリースがありました。ただ、早期アクセス版ということもあり、現在は限られた事業者のみが利用可能です。

BtoB販売

futureshopでは、会員機能を活用してBtoB販売に近いことを行うことはできます。ただ、サイト自体の出しわけはできません。

ShopifyでBtoB販売を行う場合は、3つの方法があります。

  • パスワードで保護されたBtoB販売用の新規ストアを開設する
  • 拡張アプリを用いて、既存のストアにBtoB販売の設定を行う
  • Shopify Plusプランの卸売チャネル機能を活用し、新たにBtoB販売ストアを追加する

大規模なBtoB販売を行うなら、Shopify Plusの卸売チャネルの追加をおすすめします。

他にも、BtoB対応のアプリを用いる方法や新規BtoBストアの開設など、Shopifyの場合は自社に合う方法を選べます。

拡張性の3項目で比較

続いて、Shopifyとfutureshopで、拡張性の3項目を比べます。

拡張性 futureshop Shopify
機能追加のしやすさ
外部システムとの連携
デザインの自由度

機能追加のしやすさ

futureshopでは、機能やオプションが一覧で公開されています。自社CMSでパーツ管理を行いながらの設計ができます。

Shopifyの場合は、機能拡張アプリが8,000種類以上リリースされています。標準搭載のない、欲しい機能がある場合は、大体アプリを導入することで実装可能です。非常に数多くの中から、欲しいアプリを見つけるのは大変ですが、その分、ピッタリのアプリが見つかる可能性もあります。なかなか希望のアプリが見つからない場合は、Shopifyに精通したパートナーへ相談を検討しても良いかもしれません。

外部システムとの連携

futureshopは、レコメンドエンジンや決済、店舗管理など、それぞれAPI連携を行えます。

Shopifyも、APIを活用しての外部連携が可能です。API連携に特化した機能拡張アプリも多数あります。

もし、基幹システムとの連携を行いたい場合は要注意です。ECプラットフォーム問わず非常に難しい作業を要し、高度な専門知識が必要になります。もし、要件定義の段階で基幹システムとの連携が話に出るようであれば、一度制作会社への相談を行った方がいいかもしれません。

デザインの自由度

futureshopでは基本的に、用意されたテンプレートから自社に合うデザインのものを選択します。一部はHTMLで編集可能です。レスポンシブデザインにも対応できます。

Shopifyも同じように、100種類以上ある「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートがあり、自社に合うものを選べます。レイアウトやカラー、文字のフォントや色はノーコードで簡単に編集可能です。デザインのオリジナリティを追求する場合は、Shopifyテンプレート言語「Liquid」を理解する必要があります。

その他4項目で比較

最後にShopifyとfutureshopで、その他の4項目を比べていきます。

futureshop Shopify
売上規模の変化への対応
ヘンダーロックインのリスク
サポート品質
管理画面の使いやすさ

売り上げ規模の変化への対応

futureshopは、商品や画像数により、月額費用が変動します。プランやオプション追加の選択肢が多くあり、売上規模が大きくなった際にオプション追加など対応はできますが、費用がかさむ可能性があります。

Shopifyは、コストを低く抑えてのEC立ち上げからエンタープライズまで、事業の規模に合わせてプランの変更が可能です。機能の不足も、数多くあるアプリを導入すれば大体の機能を実装できます。現在の事業規模とこれからの成長に合わせたECサイト運用が可能です。

ベンダーロックインのリスク

futureshopのベンダーロックインのリスクは低いです。ただ、独自に設計した機能については、ベンダーが固定される可能性があります。

Shopifyは、機能の追加や補修のほとんどは機能拡張アプリを用いて行います。国内、海外のさまざまな企業が開発したアプリを活用するため、特定の企業との依存はあまり考えられません。故にベンダーロックインのリスクは低く保たれています。

サポート品質

futureshopのサポートは非常に充実しています。電話の窓口の設置があり、電話・メールともに応答率は90%以上と非常に高く、無料のセミナーや勉強会も開催しています。

Shopifyは、カナダ発祥のECプラットフォームのため、英語力が必要になる場合があります。

日本語のサポートチームが用意されており、メッセージ・チャットで問い合わせ対応を行っています。しかし、チャットは平日のみ16時半まで、メッセージも混み合うとどうしても返答が遅くなる場合があります。急いでのサポートが必要な場合、Shopify本体への問い合わせを行わないといけないケースの発生が考えられます。本体チームとのやりとりは英語で行う必要があります。

他に日本語のヘルプページがあります。ただ、若干わかりにくい日本語を使っている場合があり、問題解決できないことも少なくありません。ヘルプページで解決できない場合、メッセージ・チャットの他に、Shopifyコミュニティで質問して、参加者から回答を得る方法があります。

管理画面の使いやすさ

futureshopの管理画面は、シンプルな見た目ですが、各種機能がしっかりと搭載されています。

Shopifyの管理画面は、シンプルで直感的に操作できます。基本設定、注文や商品、販売チャネル管理など機能ごとにまとまっています。

合計10種類のEC構築プラットフォームを比較・評価

TUNAでは、徹底比較!ECサイトプラットフォームカオスマップ」という、無料でダウンロード可能な資料を制作いたしました。

ECプラットフォーム選びに役立つよう、独自に10種類のECプラットフォームを調査し、情報をまとめております。ぜひ、プラットフォーム選びにご活用ください。

資料に掲載している内容

今回比較しているShopifyとfutureshopを含む10種類のECプラットフォームのカオスマップや一括比較表、それぞれの特徴やおすすめの方、費用や構築期間の目安などを掲載しました。自社に合うプラットフォームを選びたい方や一括でまとめてプラットフォームを比較したい方は必読の内容となっております

比較ページでは、機能面を3分類・12項目に分け比べています。

機能面5項目
  • 決済機能の導入しやすさ
  • OMOへの対応
  • 越境ECへの対応
  • 定期購入
  • BtoB販売
拡張性3項目
  • 機能追加のしやすさ
  • 外部システムとの連携
  • デザインの自由度
その他4項目
  • 売り上げ規模の変化への対応
  • ベンダーロックインのリスク
  • サポート品質
  • 管理画面の使いやすさ

資料を読んでわかること

代表的なECプラットフォームを10種類一括で比較しているため、どれが自社の要件にあうプラットフォームかがわかります。

ECの立ち上げ検討時は、費用に重きを置いてプラットフォームを選びたいという方も多くいらっしゃるかと思います。ただ、費用を抑えることだけを優先してプラットフォームを選んだ場合、必要な機能の不足が発生したり、ある程度規模が大きくなった時に移行を強いられてしまい、余計な費用が発生する可能性もあります。

そのため、ECプラットフォームを選ぶ際、まずは要件定義を行いましょう。必要な機能や売上規模の目標がはっきりしていれば、選定時に費用とあわせて総合的に判断ができます。

今回比較したfutureshopであれば、国産プラットフォームにこだわりつつ本格的にECサイト運用を行いたい場合に最適で、Shopifyは、越境ECに挑戦したい場合や将来の事業拡大を狙う場合におすすめです。

他8種類のプラットフォームもまとめて一度に比較ができ、プラットフォーム選びに役立ちます。

ぜひ「徹底比較!ECサイトプラットフォームカオスマップ」をダウンロードして、ECプラットフォームの選定にご活用ください!

Shopifyとfutureshopの比較まとめ

今回はShopifyとfutureshopの2つのECプラットフォームを比較いたしました。

futureshopは、最初から必要な機能がバランスよく揃っており、機能追加や他システムとの連携もできる拡張性が高いECプラットフォームです。問い合わせの対応やセミナーなどのサポートも手厚く、導入後も安心してEC運用ができます。年商1億円を超えている事業者も多く、これから本格的にEC事業を展開していきたい事業者に向いています。

Shopifyは、多言語・多通貨に対応しており、さまざまな決済方法を導入できるため、越境ECに強みを持っています。また、8,000種類以上ある機能拡張アプリによる高いカスタマイズ性も魅力です。年商5,000万円〜10億円くらいの売上規模を目指す場合におすすめです。

比較したShopifyとfutureshopを含む10種のECプラットフォームの比較や特徴がわかる「徹底比較!ECサイトプラットフォームカオスマップ」をプラットフォーム選定に活用してください!無料でダウンロード可能です。

もしShopifyでのECサイト運用に興味があり、制作会社へ相談してみたい場合は、ぜひ一度TUNAまでお気軽にお問い合わせください!

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