Shopifyに予約システムを導入するには?方法やおすすめアプリを紹介

Shopifyに予約システムを導入する場合、下記2つの方法があります。

  • 予約機能を持つShopifyテーマを活用
  • Shopifyの予約システムアプリを導入

予約システムを活用すれば、商品にどの程度の需要があるかを前もってリサーチできます。需要量がわければ、余計な在庫を抱えるリスクを軽減できます。

また物販だけでなく、マッサージやレッスンなどの時間予約や来店予約の受け付けに対応している便利なアプリもあります。

今回はShopifyを運営する上で便利な予約システムの導入方法を解説し、おすすめの予約アプリを紹介します。

Shopifyストアに予約システムを導入したい方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

Shopifyに予約システムを導入する2つの方法

Shopifyに予約システムを導入する方法は2つあります。

予約システムを導入する2つの方法
  • 予約機能を持つShopifyテーマを活用
  • Shopifyの予約システムアプリを導入

予約機能を持つShopifyテーマの利用

1つ目の方法は、予約機能を持つShopifyテーマの利用です。Shopifyに用意されているデザインテンプレートの「テーマ」の中には、予約販売機能を持つものがあります。導入すれば予約機能を利用できます。

ただし、自社のECサイトのイメージに合うデザインのものがあるとは限りません。導入できるテーマのデザインがイメージと合致すれば問題ありませんが、場合によっては取り扱う商品やECサイトのイメージを損なう可能性があります。

Shopifyの予約システムアプリを活用

2つ目の方法は、Shopifyに予約システムを導入できるアプリを活用する方法です。Shopifyには予約機能を持つアプリが多数用意されています。ダウンロードして有効化を行えば簡単に予約システムの導入が完了します。

アプリを用いる場合は、テーマのようにデザインを気にする必要がありません。ECサイトのデザインはそのままで予約システムのみを導入可能です。

さまざまな機能を持つアプリがあるので、自社に合うものを吟味して選びましょう。

2種類あるShopifyの予約システムアプリ

Shopifyで使える予約システムアプリは大きく分けて2種類あります。

1つ目は、予約販売アプリです。商品の予約販売やイベントなどの事前予約に対応できます。商品ページの購入ボタンを予約ボタンに切り替えることができ、顧客はボタンをクリックして予約を進められます。予約販売を行うと、在庫を抱えるリスクや在庫切れを回避でき、購入機会の損失を防げるメリットがあります。

2つ目は、予約管理アプリです。予約管理アプリを使うと、リアルタイムで予約の状況を確認できます。万が一予約被りが発生しても、予約状況を確認しておけばスムーズに調整可能です。メールやLINE、電話など、複数の予約チャネル管理を一括で行えます。レッスンやイベントなどのスケジュール管理に向いています。

Shopifyでの予約販売に特化したアプリ3選

Shopifyでの予約販売に活用できるアプリを3つ紹介します。

Shopify予約販売アプリ3選
  • 予約注文&タイムアクト通知
  • RuffRuff 予約販売
  • PreOrder Globo

予約注文&タイムアクト通知

「予約注文&タイムアクト通知」は、世界中で利用されている予約販売アプリです。

在庫切れ商品が発生した場合に、予約購入ボタンに自動で変更を行う機能や予約時の自動割引適用機能など、さまざまな機能が用意されています。管理画面やサポートは英語です。英語にはなりますが、メールとチャットのサポートが24時間365日受けられます。

無料プランと有料プラン合わせて4つ用意されています。3つの有料プランは機能ごとに分かれており全て同額です。

RuffRuff 予約販売

「RuffRuff 予約販売」は株式会社TSUNが提供する日本製の予約販売アプリです。

コレクションなど、商品ページ以外でも予約販売を行うことができ、期間限定販売や会員限定販売、割引販売、後払いなどさまざまな販売方法に対応できます。日本製のアプリなので、日本語のサポートが受けられるのも魅力です。

さまざまな機能がありますが、費用は安く設定されています。用意されているプランは無料プラン含め3つです。

PreOrder Globo | Back in Stock

「PreOrder Globo | Back in Stock」は、世界的に有名な予約販売アプリのひとつです。

カートに追加のボタンを予約購入ボタンに変える機能や自動で予約販売から通常販売に切り替えるカウントダウン機能、予約割引機能、予約時に一部の金額を支払う部分支払い機能など、さまざまな機能を搭載しているアプリです。

無料プラン含め4つのプランが用意されており、有料プランには7日間の無料体験期間がつきます。

Shopifyの予約管理に特化したアプリ3選

続いて、Shopifyの予約管理に特化したアプリを3つ紹介します。

Shopifyの予約管理アプリ3選
  • Sesami
  • BTA: Appointment Booking App
  • Tipo Appointment Booking

Sesami: 予定の予約

「Sesami: 予定の予約」は、サービスやレッスン、イベントなどに活用できる人気の予約管理アプリです。

Sesami Flowsという機能を搭載しており、予約の受付や来店をトリガーとして、予約のリマインドメールや来店のお礼メールを自動で送信する設定ができます。他にも、KlaviyoやSlack、Zapierとの連携が可能です。

プランは有料のもの4つで構成されており、30日間の無料体験期間が準備されています。

BTA: Appointment Booking App

「BTA: Appointment Booking App」は、ストア上のカレンダーを使って、予約スケジュール管理を行えるアプリです。

レッスンやサービス、セミナー、イベントなど無形商品の予約であればどんなジャンルでも活用可能です。24時間365日の予約受付ができ、予約受付やキャンセルを受け付けたらカレンダーにリアルタイムで反映されます。

プランは無料と有料合わせて4つあり、有料プランには14日間の無料体験期間が設定されています。

Tipo Appointment Booking

「Tipo Appointment Booking」は日時や場所、ステータス、顧客、従業員などの予約情報の詳細をもとに、すべての予約の追跡ができるアプリです。

24時間の予約受付が可能で、予約ページの文字フォントやカラー、背景画像などをストアのデザインに合わせてカスタマイズできます。

プランは無料と有料合わせて2つのシンプルな構成で、有料プランには7日間の無料体験期間があります。

Shopifyストアの売上を最大化させるために

ここまでShopifyの予約システムについて解説してきました。

予約システムの導入にはテーマを用いるか、アプリを導入するかのいずれかの方法を取る必要があります。自社に適した方法で予約システムを導入し売上の最大化を狙いましょう。

この記事を読んでくださっている方の中には、これからShopifyでストアの構築・運営を考えている方もいるのではないでしょうか。

もし、これからストアの構築や運営を考えているなら、まずは必要な機能を洗い出す「要件定義」から始めることをおすすめします。どのようなストア運営を行うのか、目指す売上規模がどれくらいかが定まれば、要件定義を進めやすくなります。

必要な機能が決まったら、アプリ選びを進めましょう。標準装備にない機能はアプリを用いて追加します。ただShopifyには8,000種類以上のアプリがあり、選定にはかなりの時間と工数を要します。

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Shopifyの予約システムまとめ

この記事では、Shopifyの予約システムについて解説しました。

Shopifyに予約システムを導入する方法は以下の2つです。

  • 予約機能を持つShopifyテーマを活用
  • Shopifyの予約システムアプリを導入

アプリを用いれば、新発売商品や人気商品の予約販売やレッスンやイベントの予約管理を行うことができます。ぜひ、自社に合う予約システムを見つけて売上アップを実現させましょう。

もし予約システムやShopifyでのストア構築・運営にお悩みがありましたら、ぜひTUNAまでお気軽にお問い合わせください!