Shopifyでできることは?3つの基本機能とできないことも合わせて解説!

Shopifyでできることは非常に多岐に渡ります。

基本機能は3種類にカテゴリ分けされており、それぞれ役割が違います。

  • フロント機能:ユーザーが直接触れる部分に関する設定機能
  • 管理機能:運営者がECサイトの管理に使う機能
  • 分析機能:訪問者数、売り上げやユーザーの行動などを分析する機能

この記事では、Shopifyでできることとできないことを合わせて解説します。

Shopifyで何ができるのか、どのような機能があるのか気になる方はぜひ最後まで読んでくださいね。

フロント機能

「フロント機能」とは、商品ページやカートなど、ユーザーが直接触れる機能のことを指し、ストアフロントとも呼ばれています。フロント機能を一部抜粋して紹介いたします。

商品ページ

「商品ページ」はユーザーが商品購入を行う時に商品情報を確認する重要なページです。商品一覧表示やタグ付け、レビュー表示の登録・表示など商品に関する様々な設定ができます。

Shopifyでは通常、デザインテンプレートである「テーマ」を利用して、商品ページを作成します。テーマには無料と有料のものがあり、細かいレイアウトの変更にはShopifyのテンプレート言語「Liquid」の知識を要します。

カートとチェックアウト

商品購入のためのカート機能や決済機能がまとめられています。

会員登録機能や決済方法の選択、カゴ落ち時のリマインドメール送信などのさまざまな機能があります。

決済は「Shopify Payment」を導入すると、決済サービスごとの連携が不要になり、初期費用なしでカートシステムを活用できます。Shopify Payment以外にも、PaypalやAmazon Pay、コンビニ払い、後払いなどさまざまな決済方法に対応可能です。

ブログ

Shopifyストア内にブログを掲載する機能です。

Shopifyストアオリジナルのドメインで運用ができるので、このブログ機能を使ってオウンドメディアの制作も実現できます。

管理機能

運営者がECサイト管理に使用する機能がまとめられています。ストアの基本設定や販売チャネルの追加と管理、決済方法の管理、マーケティング機能などさまざまな機能があります。一部抜粋して紹介します。

商品管理

新商品の追加や商品詳細の編集、タグ付け、仕入れ元の登録、カートに追加できる商品の上限数設定、ギフトカードの登録・販売など、商品情報に関するさまざまな管理を行う機能があります。

商品登録時、色違いやサイズ違いなどのバリエーションを1商品につき、100種類まで登録が可能です。

商品のビデオ登録機能もあり、撮影動画のアップロードの他に、YoutubeやVimeoのリンクを埋め込むことも可能です。

注文管理

受注情報の検索や一覧表示、受注情報・配送情報のCSV出力、出荷情報登録および出荷メールの送信、納品書PDF出力、不正解析の機能が備わっています。

配送情報のCSV出力はアプリを導入していれば、各配送会社の送り状に対応した出力が可能です。出荷作業担当や配送業者に対するメモを登録する機能もあります。

在庫管理

Shopifyでは、商品の在庫数を登録し、追跡ができます。在庫切れによる販売機会の損失の回避につながり、商品や在庫を追加すべきタイミングを計れます。

また、在庫が少なくなった場合に通知を受けとったり、在庫切れ商品を非表示にする機能もあります。

分析機能

Shopifyの分析機能には下記の3つの機能が搭載されています。

  • ダッシュボード
  • レポート
  • ライブビュー

ダッシュボード

ダッシュボードは、ECサイトの運営する上で重要な指標である、売り上げやユーザーの情報などをまとめて確認できます。

  • 総注文数
  • 販売合計額
  • 販売チャネルごとの売上
  • コンバージョン率
  • 平均注文額
  • リピーターの割合
  • SNS別のセッション数
  • ECサイトアクセスに使用したデバイス

上記のような項目を確認でき、どのSNSからのアクセスが多いかなどの情報が確認できるため、マーケティングに活用できます。

レポート

Shopifyのレポート機能は12種類あります。

ただ、利用できるレポートの種類はプランによって変わります。プレミアムプラン以上であれば、全てのレポート機能を使用可能です。

下記は現在提供されている5つのプラン全てで利用可能です。

  • 財務レポート
  • 製品分析
  • 集客レポート
  • 在庫レポート
  • 行動レポート
  • マーケティングレポート
  • 注文レポート

ここからはスタンダードプラン以上で利用ができます。

  • 売上レポート
  • POS売上レポート
  • 利益レポート
  • お客様レポート

プレミアムプランとShopify Plusのみ、「カスタムレポート」を含めた全レポート機能を利用可能です。

ライブビュー

ライブビューは、リアルタイムでユーザーがどこからどのようにECサイトにアクセスしているかを視覚的に確認できます。

画面左側で、リアルタイムのユーザーアクセス数や販売合計額、ユーザーの行動を確認できます。右側の地球儀では訪問ユーザーの位置が表示されます。

各項目の説明:

「お客様の行動」:10分以内に何らかのアクションを行ったユーザーの情報が確認できます。
「アクティブなカート」:10分以内にカートにアイテムを追加したユーザーの数が表示されます。
「チェックアウト」:10分以内に、カートにアイテムが入った状態でチェックアウトに進み、ユーザーの連絡先情報を送信した数を確認できます。
「完了」:カートにアイテムが入った状態で、チェックアウトに進み、購入完了したユーザー数の確認が可能です。

Shopifyの基本機能ではできないことも、アプリを追加すれば対応可能

Shopifyでは基本機能として搭載されていない機能がいくつかあります。下記は基本機能には含まれていない機能の一例です。

  • お気に入り(ウィッシュリスト)
  • 配送日時指定
  • ギフト設定
  • 複数配送先設定
  • ポイント

これらの機能はアプリを導入すれば実装可能です。Shopifyは機能拡張アプリが8,000種類以上あるため、基本機能に含まれていない機能もアプリで対応できることが非常に多くあります。

幅広く機能をカスタマイズできる面もShopifyの強みと言えます。

Shopifyでできることを最大限に活かし売上につなげるには?

Shopifyはアプリケーションを追加することで、ECサイトの運営に必要な様々な機能を気軽に実装することができます。スクラッチ開発が前提のECプラットフォームを利用している場合、追加機能の実装に大きな工数と費用がかかるため、この点はShopifyの魅力だと言えるでしょう。

一方でShopifyのアプリケーションは8,000種類を超え、EC担当者はその中から自社に最適なアプリを選定・利用しなければなりません。海外のアプリを選ぶと日本語に対応しておらず、英語力を要する場合もあります。

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Shopifyでできることまとめ

Shopifyでできることは非常に多岐に渡ります。

基本カテゴリは下記の3つにカテゴリ分けがされています。

基本機能でできないこともいくつかありますが、機能拡張アプリが8,000種類以上リリースされているため、大抵のことはアプリを導入すれば実現できます。

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