Shopifyでギフトカードを発行するには?発行方法や注意点を紹介
Shopifyでギフトカードを発行する場合は、管理画面の商品管理メニューにあるギフトカードという項目から発行可能です。商品としての販売、配布用としての無料発行の両方に対応しています。
ギフトカードの発行機能はShopifyにデフォルトで搭載されているのですが、活用方法がよくわからず使っていないという方もいらっしゃるのではなうでしょうか。
ギフトカードを使いこなすと、購入体験やリピート率の向上につながります。また、トラブル時のお詫びとしての活用も可能です。
この記事ではギフトカードの発行方法や活用方法について解説します。
ギフトカード機能がどんなものか知りたい方は、ぜひ最後まで読んでください。
Shopifyでギフトカードを発行する方法
それでは、Shopifyでギフトカードを発行する方法を解説します。手順は以下の通りです。
- 「ギフトカードを作成」をクリック
- ギフトカードの詳細を入力
1. 「ギフトカードを作成」をクリック
Shopifyの管理画面を開き、商品管理>ギフトカードの順に進みます。右側にギフトカードページが表示されたら、右上にある「ギフトカードを作成」をクリックしましょう。
初めてギフトカード作成をする場合は、「ギフトカードを作成」ボタンは画面中央くらいにあります。
2. ギフトカードの詳細を入力
「ギフトカードを作成」の画面に移ったら、詳細情報の入力です。
各項目を入力し、終わったら右上の「保存する」をクリックしましょう。
各項目について解説します。
ギフトカードの詳細
ギフトカード使用時に使うコードと金額を設定する項目です。コードは簡単にしすぎると悪用される可能性があるため、できるだけデフォルトの文字列を使用した方がいいでしょう。
有効期限日
キャンペーンでギフトカードを配布した場合など、有効期限を設定したい時に活用する項目です。「有効期限を設定する」を選ぶと、下に有効期限の設定欄が出現します。
越境ECを行っている場合、国や地域によっては有効期限を設定してはいけないと法律で決められているケースがあり注意が必要です。
お客様
特定の顧客用にギフトカードを送る場合に使用する項目です。決まった顧客に送る場合はここで検索して設定できます。登録がないお客様に関しては、この欄から新しい顧客情報を作成しての設定が可能です。
内部メモ
顧客には表示されない、ストア内でのみで確認できるメモです。ギフトカード発行の経緯などを設定することができます。
3. ギフトカードのコードに関する注意点
ギフトカードの詳細を入力し、「保存する」をクリックするとギフトカードが有効化されます。
発行されたギフトカードの詳細が表示されるのですが、コードのメモなどが必要な場合はこの画面で「コードをコピーします」をクリックし、コードを保管しましょう。
一度このページを離れると下4桁以外は表示されなくなるので注意してください。
Shopifyで販売用のギフトカードを発行する方法
続いて、Shopifyで販売するギフトカードの発行方法を解説します。手順は以下です。
- 「ギフトカード商品を追加」をクリック
- ギフトカード商品の詳細を入力
1. 「ギフトカード商品を追加」をクリック
管理画面を開いたら、商品管理>ギフトカードの順に進み、「ギフトカード商品を追加」をクリックしましょう。
ギフトカード未発行の場合は、「ギフトカード商品を追加」のボタンは画面中央あたりに表示されます。
2. ギフトカード商品の詳細を入力
「ギフトカード商品を作成する」の画面が表示されたら、詳細入力を行います。
ギフトカード名を「タイトル」に入力し、「説明」にギフトカード商品説明文を入力しましょう。
「メディア」の項目で、ギフトカードの画像や動画、3Dデータを追加できます。
「金額」欄に入力した内容が、顧客側で選べる金額の選択肢になります。なるべく複数の選択肢を用意しましょう。
入力が完了したら、右下にある「ギフトカード商品を保存」をクリックで完了です。
作成したギフトカードを自動で発送する方法
管理画面を設定>チェックアウトの順に進み、画面を下にスクロールすると「注文処理」という項目があります。ここにある選択肢で「注文のギフトカードのみを自動で発送する」を選び、「保存」をクリックすれば自動発送の設定完了です。
Shopifyのギフトカード管理について
これまでのギフトカードをどれだけ発行しているか確認したい場合は、管理画面から商品管理>ギフトカードの順に進めば一覧で確認できます。表示されるギフトコードは下4桁のみとなっているので、金額や発行日で絞り込み該当のギフトカードを検索しましょう。
ギフトカードの再送信は「ギフトカードを送る」から、無効化は「無効化」ボタンから行えます。
無効化ボタンをクリックすると、ポップアップ画面が表示されるので、ポップアップ内の「無効化」をクリックすればギフトカードを無効にできます。一度無効化すると、元に戻せないので注意しましょう。
Shopifyのギフトカード活用で注意すべき事
Shopifyのギフトカードには以下のような注意すべき点があります。
- サブスクリプション商品には使えない
- ギフトカードは購入者本人に送信される
- コード入力を行わないと使用できない
サブスクリプション商品には使えない
ギフトカードはサブスクリプション商品には利用できません。販売用のギフトカードの場合は商品説明に注意事項として記載しておきましょう。配布用のギフトカードの場合もあらかじめ顧客に伝える必要があります。
ギフトカードは購入者本人に送信される
ギフトカードは購入者本人に送信されます。購入者の意図が他者へのプレゼントである場合は、購入者がギフトカードのリンクをプレゼントしたい相手に送信しなければなりません。
プレゼント用の場合はリンクの送信が必要な旨を説明などで伝えましょう。
コード入力を行わないと使用できない
ギフトカードは商品を購入する際、コードを入力する必要があります。ギフトカードを所持していても、自動適用されるわけではありません。あらかじめ顧客に伝えておきましょう。
Shopifyストアの運営を成功させるために
ここまで、Shopifyのギフトカードについて解説してきました。
Shopifyのギフトカードは管理画面の商品管理>ギフトカードから簡単な手順で発行できます。作成できるのは販売用と配布などで使える無料発行の2種類です。
うまく活用すれば、リピート率や顧客体験の向上につながります。
ただし、Shopifyストアの運営を成功させるには、ギフトカードの他にも集客や商品企画、フルフィルメント業務、顧客情報の管理、販売状況の分析などさまざまな要素がからんできます。
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Shopifyでギフトカードを発行する方法まとめ
この記事では、Shopifyでギフトカードを発行する方法について解説しました。
ギフトカード発行機能はShopifyにデフォルトで搭載されており、ギフトに便利な販売用や無料配布用のギフトカードが発行可能です。発行自体も管理画面から簡単に行えます。
ギフトカードをうまく活用すれば、リピーターの獲得や購入体験の向上にも繋がります。ギフトカードがどんなものかよくわからなかったという方も、この機会にギフトカード機能を活用して売上アップを目指しましょう。
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