Shopifyの口コミ評判はどう?評判から見えてくるメリット・デメリットを紹介
Shopifyに関する良い評判は主に下記の3つがあります。
- ECサイトの運営が気軽にできる費用の安さ
- 数多くの言語と決済方法に対応
- 機能拡張の幅の広さ
悪い評判は主に以下の3つです。
- 英語力が必要になる場面がある
- 細かなカスタマイズを行うには専門知識を要する
- アプリの数が多くどれを選べば良いかわからない
世界No.1のシェアを誇るカナダ初のECプラットフォーム「Shopify」。2017年には日本に参入し、人気を博しています。
ShopifyでのECサイト運営を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
Shopifyに関する良い評判
まずはShopifyに関するいい評判を見ていきましょう。
- ECサイトの運営が気軽にできる費用の安さ
- 数多くの言語と決済方法に対応
- 機能拡張の幅の広さ
1. ECサイトの運営が気軽にできる費用の安さ
「Shopifyは基本プランが安く、すぐに利用できる」
「初期費用、ランニングコストが非常に低く済む」
上記のような費用の安さについての良い評判があります。
Shopifyは比較的安い費用で、本格的なECサイトの運営ができます。基本のプランで一番安いベーシックプランは33ドルで、日本円で約4,686円です(2023年8月1日現在、1ドル142円で計算)。サブスクリプション型のサービスで、初期費用がかからないのも魅力です。
メールアドレス、パスワードを決定し、アンケートや個人情報の入力が終わればすぐに運営を開始でき、3日間の無料体験期間も用意されています。
無料期間が終わった後も、Shopify Plusを除く4プランは3ヶ月間1ドルで利用できます。
2. 数多くの言語と決済方法に対応
「外国人への販売のハードルが一気に下がった」
「多通貨・多言語のECサイト構築が簡単にできる」
といった、海外への販路拡大についての良い評判もあります。
Shopifyの強みとして、さまざまな国の言語や通貨、決済方法に対応している点があり、越境ECに挑戦しやすい環境が整っています。
他にも、販売チャネルの連携や海外への配送業務、マーケティングなども、アプリを用いれば簡単にできる点も評価されています。
3. 機能拡張の幅の広さ
「アプリを用いて、ECサイトの規模にあわせたカスタマイズができる」
「アプリが充実しており、欲しい機能をどんどん追加できる」
Shopifyでは、サードパーティのアプリの充実もあり、機能拡張の幅の広さも高く評価されています。
標準機能だけでは実現できない、配送日時指定やお気に入り登録、ギフト機能などもアプリを導入すれば対応できます。
また、必要な機能だけを選んでアプリで追加が可能なので、不必要なものへの費用が発生せず、コスト面でもメリットがあるとの声もあります。
Shopifyに関する悪い評判
Shopifyに関する悪い評判も見ていきましょう。
- 英語力が必要になる場面がある
- 細かなカスタマイズを行うには専門知識を要する
- アプリの数が多くどれを選べば良いかわからない
1. 英語力が必要になる場面がある
「わかりにくい日本語翻訳や英語ページとにらめっこになる」
「日本語対応していないものを翻訳し作業するのはかなりの手間がかかる」
上記のような、英語力が必要になる場面があるとの評判があります。
Shopifyはカナダ初のサービスのため英語が必要となることがあり、日本語での説明も少しわかりにくい表現が時折見受けられます。
また、海外発のアプリで機能拡張を行う場合は、日本語非対応のものも多くあるので注意が必要です。
2. 細かなカスタマイズを行うには専門知識を要する
「細かいデザインの変更にはコーディングが必要になる」
「Shopifyのテンプレート言語Liquidに慣れるのが大変」
という意見もみられます。
Shopifyのデザインには「テーマ」と呼ばれるテンプレートなどもあり、基本的にはノーコードでの構築ができます。
ただ、商品の配置や文字の大きさなど、テーマの細かなカスタマイズを行いたい場合、HTMLやLiquidのような専門知識が必要になります。この作業に慣れるまでが大変という意見もあります。
一方で、コーディングをいとわなければ、なんでもできるという評判もあり、システム面での自由度の高さも魅力として評価されています。
コーディングが面倒な場合はアプリの活用を検討しましょう。
3. アプリの数が多くどれを選べば良いかわからない
「膨大な数のアプリがあり、どれがいいのかわからない」
「詳細説明が英語のみのアプリもあり、選定は困難を極める」
アプリの数の多さ故に、何を選ぶべきかわからないという評判もあります。
Shopifyには、8,000種類以上のアプリが用意されており、さまざまな機能拡張をかなえてくれます。しかし、量が多すぎて選定に迷ってしまい、時間がかかってしまうことも少なくないようです。
あまりにも、アプリ選定に時間がかかり、ECサイト制作が進まないような状況に陥っている場合は、制作会社への相談を検討しましょう。
Shopify基本の料金プラン
さまざまな評判のあるShopifyですが、料金プランによってできることが違います。そんなShopifyの料金プランのなかで、ストア開設が含まれないスタータープランを除いた4つのプランを紹介します。
ベーシックプラン
ベーシックプランは月額33ドルで利用できるプランです。
Shopifyストアを運営する上で必要な機能は一通り揃っており、商品登録は上位プランと変わらず無制限で利用できます。
登録できるスタッフアカウント数は2つまでとなっており、個人もしくは少人数での運営向きのプランです。およそ月商500万円ぐらいまでの事業者に向いています。
スタンダードプラン
スタンダードプランは月額92ドルで利用できるプランです。
ベーシックプランで利用できる機能に加えて、「Shopify Flow」というアプリが活用できるようになります。Shopify FlowはEコマースオートメーション機能を搭載しており、さまざまな業務の効率化が図れます。
月商500万円から2,500万円ぐらいまでの事業者に向いたプランです。
プレミアムプラン
プレミアムプランは月額399ドルで利用できるプランです。
スタンダードプランの機能に、関税・輸入税の計算機能やカスタムレポート機能が加わります。Google広告の売上追跡など、高機能なレポートでの分析が可能になります。
スタッフアカウント数も15個に増えるため、売上が大きく、ECサイトを多人数で管理したい場合に向いています。
月商2,500万円以上での検討が推奨されるプランです。
Shopify Plus
Shopify Plusはこれまで紹介した3つの通常プランよりさらに上位のエンタープライズ向けプランです。
チェックアウト画面のカスタマイズや、Shopify POS Proの標準搭載、1契約で10サイトの無料開設など、Shopify Plusでしかできない機能が多くあります。
月額費用は2,000ドルからとなります。
「Shopifyは売れない」という評判について
Shopifyが売れないとの評判がありますが、プラットフォームに問題があるわけではないです。自社ECサイト運営における4つの要素に対する対策が不十分である可能性が考えられます。
- 自社の集客力
- 商品の魅力が伝わるECサイトデザイン
- 商品提供する国から信頼を得られるデザインと決済方法の用意
- リピーター獲得のための販売戦略
これらの対策ができていなければ、BASEなど他のASPカートを活用しても売れません。
詳しい内容は下記記事で解説しております。ぜひ参考にしてください。
Shopifyの評判まとめ
Shopifyに関する良い評判は主に下記の3つがあります。
- ECサイトの運営が気軽にできる費用の安さ
- 数多くの言語と決済方法に対応
- 機能拡張の幅の広さ
悪い評判は主に以下の3つです。
- 英語力が必要になる場面がある
- 細かなカスタマイズを行うには専門知識を要する
- アプリの数が多くどれを選べば良いかわからない
英語力が必要になったり、アプリの数の多さでどれを選べばいいかわからないという評判もありますが、ECサイトを安く制作・運営ができ、海外展開も手軽にできる強みは唯一無二と言えるのではないでしょうか。
ECサイトの運営を検討されている方は、Shopifyでのストア開設を選択肢に入れてみましょう。
もしShopifyストアの開設や運営で制作会社への依頼をお考えでしたら、ぜひTUNAまでお問い合わせください。
ECサイトの構築にはECプラットフォームが欠かせません。こちらの資料では合計10社のプラットフォームの導入費用や機能について簡単に比較できるようにまとめました。
これからECサイトの構築やリプレイスを検討されているご担当者様は、こちらのボタンからECカオスマップ資料をダウンロードいただき、ぜひ比較検討にお役立てください!